中岡 正薫 弁護士のブログエントリー一覧
弁護士 中岡 正薫
2019年12月04日(水)
【棺桶リスト】
弁護士の中岡です。
少し古い映画ですが、「最高の人生の見つけ方」という映画があります。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演で、余命宣告を受けた2人が死ぬまでにしたいことリスト(棺桶リスト)を作り、それを人生最後の旅の中で実現していくという作品です(最近、邦画でもリメイクされているみたいです。)。
個人的には、出演者からの期待値が高すぎたのかそこまでの感動の名作とは思わなかったのですが、2人が作る棺桶リストについては魅力を感じました。
毎日の仕事に追われてゆっくりと自分が死ぬまでにやってみたいことを考えることもないのですが、一度じっくり自分の目標や夢を書き出してみると、1日の過ごし方や物の見方も変わるかもしれませんね。
少し書き出してみると、
①フルマラソンでサブ3
②(トライアスロンの)アイアンマン完走
③ゴビデザートマラソン出場(6日間で250キロを走るマラソンレース)
ちょっと偏り過ぎです。
弁護士 中岡 正薫
2018年12月06日(木)
壺算
弁護士の中岡です。
ある計算上手の男が大きい壺を買うために近所の雑貨屋に行きます。
店の主に聞くと、小さい壺は3円、大きい壺は6円とのこと。
男は一旦小さい壺を3円で購入し(3円を払います)、その後、再び店に戻り、実は大きい壺が欲しかったので小さい壺と大きい壺を取り替えて欲しいとお願いをします。
男のお願いを了承した主に、男は言います。
「私は最初に3円を払いましたね。そして、この小さい壺を3円で下取りしてもらうと、合計6円になります。それじゃあ、6円払っているので大きい壺をもらっていきますね。」
店の主はおかしいと思いながらも、何度計算しても6円になるため、混乱します。
そして、最後には、泣きながらこう言います。
「あの・・・小さい壺も持って帰ってもらえませんか。いただいた3円もお返ししますので。」
これが古典落語の「壺算」のネタです(少し改変しています。)。
早口で流れるような男の説明を聞くと、本当に男の言っていることが正しいように聞こえてしまいます。
そして、最後の店の主の台詞、パニック時の人の心理を見事に描いていますね。
年末年始は詐欺が多発する時期らしいので、皆様是非お気をつけください。
弁護士 中岡 正薫
2018年09月10日(月)
シンギュラリティ
弁護士の中岡です。
最近、本やインターネットを見ていると、「シンギュラリティ」という言葉をよく目や耳にします。
前後の文脈でなんとなくテクノロジーの進化に関連する話なのだろうなと思っていたのですが、ブログを書くにあたり折角なのでググってみました。
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、もともと特異点を意味する数学や物理学の世界で用いられる概念で、米国の発明家であり未来学者、AIの世界的権威であるレイ・カーツワイル氏が2005年に発表した著作『The Singularity is Near』から、人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指すようになったようです。
氏によれば、このシンギュラリティ、どうやら2045年には到達するとのことで、つまり、2045年には人間と人工知能の能力が逆転することにより、人類が生命を超越する存在になるらしいです。
う~ん、全く想像が及びませんね。
今までの社会では到底想像もできないような生活が現実になる世界が待っているとしたら、恐ろしくもあり楽しくもあります。
まずは本を読んで、未来を体験してみたいと思います。