弁護士 今田 健太郎
2013年09月25日(水)
リーガルハイ
弁護士の今田健太郎です。
ドラマ「半沢直樹」で、一躍時の人となった堺雅人さんが、次クールにおいて、「リーガルハイ」という弁護士もののドラマの主演を務めるようです。
おそらく、高い視聴率を弾き出すでしょう。
弁護士業界に身をおいていると、「リーガルハイ」であるとか、あるいは、「弁護士のクズ」といったような、人気の弁護士ドラマで設定されているシチュエーションは、「ありえないよなぁ。」と思うことも多いのですが、シナリオは面白いですし、弁護士という職業に興味を持ってくれる方が増えることは、嬉しいことです。
実際のところ、弁護士の仕事は実に地道で、「これで大逆転!」というドラマチックな展開はあまりないのですが、依頼人とともに苦労し、依頼人とともに解決していくことの喜びは、弁護士ならではのやり甲斐だと思います。
弁護士も10年目を過ぎると、だいぶ見通しがつくようになり、落ち着いて物事を考えるという良い面もあるのですが、ときには、「倍返しだ!」といったような意気込みと情熱を忘れずに、仕事に取り組んでいきたいと思います。
弁護士 中岡 正薫
2013年09月10日(火)
ローマ人の物語
最近、塩野七生の「ローマ人の物語」にはまってます。
知り合いから勧められ、興味はないけど教養の一つにでもなるかと思って読み始めたのですが、これが案外面白い。元々歴史物が好きなせいもあり、ハンニバルやスキピオ、スッラやカエサルといった魅力的な登場人物の生き様や、2000年以上前のローマが、現代に近い政治システムを確立し、また悲しくも現代と同じような政治闘争が行われていたことに興味と関心をもって読み進めています。
とはいえ、苦労もあります。
まず、名前が覚えられない。
歴史好きではあるものの、カタカナアレルギーの私にとっては、同じようなカタカナの名前の人物が多数登場すると、こいつが一体何者なのかを確認するために、何頁も遡り検索を行わねばなりません。1週間ほど放置しようものなら、相当時間を復習に充てなければなりません。
2つめに、長い。
文庫本を少しずつ買い漁っているのですが、全43巻もあります。今読んでいるのが、14巻なので、まだ3分の1にも達していません。楽しみが続くとも言えますが、完読という充実感が得られるのは当分先になりそうです。
そして、3つめは、イタリアに行きたい衝動が抑えられない。
物語に出てくるパラティーノの丘やフォロ・ロマーノといった名所をこの目で実際に見てみたい、という歴史好きにありがちな夢に日々駆られています。
日本の歴史なら、名所に行くのもそう苦労はないのですが、何せローマとなると簡単にはいきません。
ルビコン川を超える覚悟で、長期休暇を・・・。
弁護士 中岡正薫