弁護士 今田 健太郎
2016年06月13日(月)
市民レガッタに参加して
弁護士の今田健太郎です。
恒例の広島市民レガッタに参加しました。私は、これで8年連続出場ということになります。ど素人である私がレガッタを漕ぐというのは、泳げない子どもを、いきなりプールに放り込むようなものです。それでも何とか指導を受けながら、他の素人のクルーと協力してゴールを目指します。毎回ハプニングがありますが、バーベキューなどを楽しみながら、皆さん、この風物詩を楽しんでいます。
私たちのチームは、「広島弁護士会災害対策委員会」というチーム名で出場しているのですが、これは、広島市民の方々に、弁護士が災害時には支援を行いますという、広報を兼ねているものです。
成績は、うーむ。災害があったときに、レガッタで駆けつけられるほどの力量はなさそうですが、皆から心意気だけは伝わってきます。
川の街、広島に育って、太田川には愛着もありますが、まさか弁護士になり、この川をレガッタでのぼっていく、ということなど、考えてもみませんでした。この歴史ある、広島市民レガッタ、そこには、川の街広島を象徴するような、平和的な風景があります。
勝敗もこだわりたいですが、そこに集まる市民の方々と交流し、一体感を共有できる、そんな市民レガッタに、これからも体力の続く限り、災害対策委員会として参加していきたいと思います。
事務局 広島事務所
2016年06月10日(金)
ガウチョパンツ
先日、ある高校を見学させていただいたときのこと。
そこは制服のない学校だったので、生徒さん達は私服で授業を受けていらっしゃいました。制服がないと服装が華美になったりだらしなくなったり、ということがないかと心配していましたがそのようなことはなく、みなさん、学生らしいこざっぱりとした服装をされていました。
その中で私の目を引いたのが、ある男子生徒。
紺色で、ゆったりとしたシルエットのズボンを身につけていらしたので、思わず“袴?”と見直してしまいました。丈はちょうど踝にかかるくらいです。
後日、事務所で若者の同僚に「こんなズボンを見たんだけど」と訊いてみたところ、それはガウチョパンツだったことが判明。女性のガウチョパンツは昨年大流行しましたが、男性用もあるんですね。
日頃、スーツ姿の男性ばかり見ているのと、街中をうろうろしないとのが合わさって、すっかり男性ファッションに疎くなっていました。
ガウチョパンツの謎がとけて、帰宅してから子供にこの話をしたら、「だからといって袴な訳ないでしょう」とあきれられてしまいました。
めまぐるしく変わっていくファッション。
流行の先端を追いかけたいとは思いませんが、動向くらいは把握しておかないと親としての立場がなくなる、ということでしょうか。もっと勉強しなければ、ですね。
事務局 広島事務所
2016年05月31日(火)
火星接近
今日は最近10年間では火星が地球に最も接近する日、だそうです。
幸い、今夜は晴れるようですので、暗くなったら星空を見上げてみたいと思っています。
火星というと、私が真っ先に思い浮かべるのは「火星のプリンセス」(E.R.バローズ/著)です。小学生の時に移動図書館で、武部本一郎氏の表紙イラストに惹かれて手にしたのがきっかけでした。それまでは火星人というとH.G.ウェルズの「宇宙戦争」に出てくるタコのお化けのようなイメージだったので、地球人とあまり変わらない姿の火星人が活躍する冒険譚に胸躍らせ、一気に読んだのでした。
大人になり、子どもを連れて毎月のようにプラネタリウムへ行くようになったので、子どもたちに「火星のプリンセス」をはじめとするSFを勧めたもののあまり興味を示さないのでちょっと寂しく思っていましたが、今日はよい機会なので、子どもたちも誘って天体観測をしてみます。