今田 健太郎 弁護士のブログエントリー一覧
弁護士 今田 健太郎
2022年02月04日(金)
受験シーズン到来
弁護士の今田健太郎です。
2022年2月となりました。
毎年恒例の受験シーズンの到来です。
現在、広島大学の副理事を務めている関係で、キャンパスへ行く機会も多いのですが、受験当日、参考書片手に、不安そうな、何とも言えない表情をしている姿を目撃するにつれ、自分の大学受験のことが思い出されました。当時は、西条駅から寝台列車に乗って、東京まで行き、受験した記憶があり、世代を感じます。
もう遙か昔のことになってしまいましたが、「大人への階段への第一歩」という緊張感に包まれていたような雰囲気は、今も昔も、変わらないのでしょうね。
かくいう私の家でも、高校受験を控えた長男が、必死に勉強に取り組んでおり、受験生本人の挑戦でありながら、親もまた、連帯意識を感じるようになります。
結果によって、当然、喜びや悲しみも感じることと思いますが、結局、弁護士になって、色々な方の人生を見ていると、縁のあるところへ行き(就職もそうですが)、そこで、いい人間関係を築いておられる方が、一番幸せそうに、落ち着いた輝きを放っています。
人生、何が幸いするか分かりませんが、困難に立ち向かう姿勢は忘れないでいたいですね。
必死になってチャレンジする。
そういう心意気を、受験生から、再度、学ばせてもらいました。
私も、あと数年で50代。
新しいことにチャレンジしてみようかな。
新たな挑戦、ひらめきを生むために、まずは、身近な一歩から。
広島の美味しい居酒屋さんを探索し、癒しの中で、発見していこうと思います。
弁護士 今田 健太郎
2021年06月10日(木)
悩みは解消されるものだと気付くこと
弁護士の今田健太郎です。
みなさんは、今悩みを抱えていませんか。社会の中で生きている以上、トラブルから避けて通ることはできません。私だって同じです。
しかし、こうした悩みに直面した際、多くの場合には、心療内科などに通院して医師に相談にのってもらう、あるいは、心理学者が解説している「悩みが軽くなる」といったメンタルケアの本を読む、といった方法をとる人が多いかと思います。
もちろん、こうした方法は有効であり、悩みが軽くなったという方々はたくさんいると思います。
しかし、他方で、悩みに直面している最中は、現実に起こっている悩みのみならず、本来不要な悩みまで色々と考え始めて、雪だるま式に悩みが増えてしまう傾向があり、こうしたときには、様々なアドバイスも素直に聞き入れることが難しいことがあります。
少々途方に暮れてしまった場合、我々はどうしたらよいのでしょうか。
ここで、少し冷静になって立ち止まってみる必要があります。
みなさんが抱えているトラブルは、純粋に自分の精神的な内面の部分なのでしょうか。それとも、社会の仕組みから発生しているトラブルが原因となっている部分も多いのでしょうか。
私が弁護士として、日々相談にのっている経験からすれば、多くの場合には社会が作り出した仕組みの中で発生している、社会的なトラブルに巻き込まれて、その結果、精神状態にも影響を与えていることがほとんどであるように思います。
離婚、借金、住宅ローン、近所づきあい、相続、リストラをはじめ、浮気がばれて慰謝料を請求されている、携帯サイトをいじっていたら過大な請求を受けた、売掛金や請負代金が回収できない、会社の運転資金が回らない等々、挙げていたらキリがありませんが、実に、みなさんが抱えている悩みというのは千差万別であり、かつ、社会の仕組みの中で発生しているものなのです。
ここで大切なのは、自分が抱えている悩みの種類を分析し、社会の中で発生しているトラブルについては、弁護士や税理士といった専門家に悩みごと全て丸投げして、自分は心の問題(=自分の信念を見失わないように生きる)を解決することに全精力をつぎ込むことです。
要するに、この先、このトラブルがどうなるか分からないから不安なのです。これは病気でも同様のことだと思います。どういう結果であれ、このトラブルがどのような方向に発展していくのか、あるいは、どのように解決されていくのか、専門家からアドバイスを受けることによって、見通しが立ちますので、自分の悩みがウソのように消えていくことがあります。
私も相談にいらした方が、「先ほどまで自分の命を絶つことまで考えていましたが、今日からぐっすり眠ることができそうです。」と言って頂いたことも一度や二度ではありません。
それは、自分の悩みが、専門家である第三者から捉えれば深刻なものではないということに気づき、しかも、その悩みは専門家によっていずれ解決されるものであるということ、そして、自分の中で優先順位をつけて、本当に失ってはいけないものは何かという部分に目覚めたとき、思いもかけず人は楽になるものだからです。
悩み=専門家に頼って解決できる部分+自分の心の持ちようによって解決されるという枠組を理解していただき、弱ったときには、弁護士をぜひ頼ってみてください。
必ずや力になります。
弁護士 今田 健太郎
2020年09月14日(月)
電子ピアノの行く末
弁護士の今田健太郎です。
コロナ禍でステイホームを続ける毎日が続いていますが、皆様、体調など崩されていないでしょうか。
かくいう私も、慣れない生活で、ストレス発散の方法などを考えていたところ、ふと訪れた家電量販店で、電子ピアノが鎮座していました。
少しだけ弾いてみると、懐かしい音色が。
大学進学とともに、高校3年生まで続けていたピアノもすっかり弾かなくなり、はや四半世紀。
自分の中に眠っていた、ピアノを弾くという熱意が、わずかながら湧いてきました。
思い立ったが吉日、さっそく注文したのですが、みなさん、在宅の時間が増えている関係で、電子ピアノは在庫切れの嵐。
待つこと数ヶ月にして、我が家にやってきました。
マンション内の、さして広くもないリビングを、さらに狭くしてしまいましたが、椅子に腰掛けて、ピアノの「ド・レ・ミ」の音階を弾いてみると気分が上がってきました。
気をよくして、昔弾いていた譜面を取り出してくると、全く楽譜が追えません。
こんなに難しかったかなと思いながら、イメージと手が一致しない現実に、テンションが下がっていきます。
果たして、三日坊主となって、リビングのアクセサリーとなるか、それとも、意地を出して、せめて一曲でも、納得のいく演奏が出来るようになるか、早くも分かれ道です。
還暦あたりになって、ジャズをかっこよく弾いてみたい!
この気持ちを持ち続けられるかどうか、果たして、電子ピアノの行く末たるやいかに。
弁護士 今田 健太郎
2019年09月26日(木)
弁護士会野球部の練習
弁護士の今田健太郎です。
先日、久々に、弁護士会野球部の練習に参加しました。
みなさん、弁護士会野球部なんて、楽しく草野球をやる程度でしょって思われているかもしれませんが、「部」と名前が付いていることからも分かるように、実に体育会系です。
それもそのはず。
毎年秋に、弁護士会野球部の全国大会があり、その全国大会に出場するための予選会は、年々熾烈さを極めており、その予選を突破するために、過酷な練習に取り組んでいます。
なかなか他の地区も強く、私も主力で(戦力であったかどうかは不明)出ていた頃も、ようやく数年ぶりに仙台決勝大会に進出できましたが、その1回限りでした。
その頃は、練習の始めに、恐怖の階段駆け上がりなどをやっていたほどです。
近時、広島弁護士会野球部も、決勝大会になかなか駒を進めることが出来ていないため、久々に、檄を飛ばすべく、野球部の練習に参加しましたが、猛暑の中、外野ノックを担当し、100球程度バットを振り回したところで、あっという間に脱水状態で、足をつりそうになる始末。
20代の選手の体力との違いを、思い知ることになりました。
現在は、準備運動 → キャッチボール → ベース間送球 → 外野ノック → 内野ノック → ティー打撃 → シート打撃 →(ケースバッティング) → 全体ノックといった流れで、3~4時間ほど練習メニューをこなします。
このとおり、練習自体は厳しいものの、和気藹々と野球をするのが伝統となっている広島弁護士会野球部。この日も、笑いが絶えない中、部員の皆さんは必死で白球を追いかけていました。
仕事から離れて、何かに打ち込むのも、大切なリフレッシュの方法かもしれません。
私も、翌日、全身の筋肉痛を抱えながら、書面とにらめっこしているところです。