谷脇 裕子 弁護士のブログエントリー一覧

谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2012年10月01日(月)

運動会

弁護士の谷脇です。

運動会のシーズンですね。最近では、春に運動会を開催する学校も多いようですが、私の小学校二年生の甥と年中の姪の運動会は、先週、先々週に相次いで行われました。

私は、残念ながら見に行くことはできなかったのですが、運動会の日の夜は、甥と姪、そのパパとママ(私の妹です)と一緒に、ビデオ鑑賞会をして盛り上がりました。

姪は、運動会の前から、お遊戯のダンスを何度も見せてくれたり、「一等賞になるから見ててね。」とやる気満々。クラッシクバレエを習っていることもあって、本番のダンスのキレも周りとはひと味違う様子でした。

思い起こせば、お兄ちゃん(甥)が年中さんの頃は、周りにちゃんとついていけるのか、ママもはらはらドキドキの様子でしたが、女の子は本当にしっかりしていて、安心して見ていられる様子だったようです。

さて、そのお兄ちゃん、小学校に入学したころ、パンツを履き忘れて学校へ行き(パンツはパジャマと一緒に残っていたそうです。)、しかも、帰ってくるまで気付かないで、帰宅した際そのことを告げられると「何で履かせてくれなかったの」と大泣きしたことがありました。

いつも想定外の行動で、ハラハラさせてくれるお兄ちゃんですが、今年の運動会は、とっても男らしく逞しくなっていて、立派に見えました。

叔母としては、その成長が嬉しいような、ちょっと寂しいような…。
言うことをきかないときに「DS、持って帰っちゃうよ。」と言って従わせるのも、そろそろ限界かも。次の作戦を考えなければ。


谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2012年06月19日(火)

離婚裁判の不思議

最近、高嶋政伸さん、美元さんの離婚問題がメディアで騒がれていました。

法廷でのやりとりが詳細に紹介され、こんな状態になっているのに美元さんが「婚姻関係は修復可能」と発言していることなどが非難の対象とされていたりします。

しかし、そもそも、一方当事者が別れたいと考えれば直ちに離婚できるというのであれば、離婚裁判などという制度に存在の意味はありません。

離婚の裁判では、裁判官が、原告(離婚を求める側)の主張する「法律上の離婚原因」が存在するかどうかを判断することになります。ですから、原告が妻によるDVを離婚原因として主張していても、妻側が、実はDVを行っているのは夫であって自分ではないということを主張・立証し、これが認められた場合には、離婚は認められないことになります。妻側が、夫に非があることを主張しつつ、それでも離婚はしたくない、と主張することも十分あり得るわけです。互いに相手を非難しながら、離婚を争う、というのは、不自然に感じられるかもしれませんが、離婚の裁判とはそのようなものなのです。

結婚生活は、他の契約関係とは異なり、一方当事者が継続不可能と考えれば、解消するほかないようにも思えます。このように婚姻関係が破綻した場合、当事者の責任の有無に関係なく、婚姻関係の解消を認める考え方を破綻主義といいますが、日本の離婚裁判は、破綻のみでは離婚を認めない立場をとっています。

有名人の離婚報道は、スキャンダラスな内容ばかり取り上げられ、興味本位なコメントばかり多く見られますが、せっかくなので、婚姻・離婚制度の枠組み自体を考えてみるよい機会になれば…と思います。

弁護士 谷脇裕子


谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2012年03月23日(金)

友が偉く見える日

弁護士の谷脇裕子です。


卒業のシーズンですね。
先日、かつて机を並べて勉強し、幾度となく議論を戦わせた友人と久しぶりに会いました。
その友人は、今、これまで培ったスキルを武器に、難しい仕事に正面から立ち向かい、結果を出そうとしていました。
生き生きと「今」を語る友人が眩しく、また、随分頼もしく見えました。
その友人は、遠く離れていても、いつも意識せずにはいられない私にとってかけがえのない存在です。


離れている間に同じ分だけ経過した時間を、私はその友人のようにがんばってこれたのだろうか。私は、かつてと同じように、友人と「対等」に「今」を話せる自分でいるだろうか、と自問自答せずにはいられません。


尊敬できる友の存在は、本当に得難いものです。そんな友とは、時間が経過しても、また、同じ目線に立って、「今」を語れる存在でいたいと心から思います。そのために、今、目の前にある現実から目をそむけることなく、私は私に与えられた時間を精一杯がんばって行こうと改めて思いました。


谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2011年11月21日(月)

「本当に闘っていたもの」とは?

このブログの原稿が掲載されるころには、結果は出ているでしょう。今年のプロ野球中日対ソフトバンクの日本シリーズ。

私の夫が中日ファンだからというわけではありませんが、今年は中日のことが気になります。いや、というより、本当は、落合博満監督のことが気になります。落合監督は日本一になって中日を去るのか?日本一にならずに去るのか?
8年間の監督生活で4度のリーグ優勝、そして1度もBクラスはない。勝ち続けた男の去り際がどうしても気になるのです。

落合監督が中日を去る理由については、いろいろ言われていますが、本当のところは私にはわかりません。ただ、監督がいつも言っていたのは、「勝つことが最大のファンサービスだ。」ということです。勝つことに徹し、なお結果も出してきたのに、ナゴヤドームの観客動員数は減り続けたといいます。なぜそうなるのか?彼が勝つために選択してきた一つ一つのことが中日ファンの気持ちとは重ならなかったのかもしれません。

落合監督が8年間本当に闘っていたものは、自分の価値観を、また自分自身の存在さえ許そうとはしない「時代」だったのではないでしょうか。

弁護士 谷脇裕子


谷脇 裕子弁護士 弁護士 谷脇 裕子

2011年08月01日(月)

電子書籍は手に取れる?

 電子書籍の広まりによって、出版社や書店は危機感を持っているかもしれませんが、逆に「本とは?」「書店とは?」と問い直す企画が、テレビ・雑誌等で盛んに行われ、そのことによって、私には改めて本の存在感が増したように感じられました。その存在を意識することすらないほど、本は、今まで、あまりにも身近すぎたのかもしれません。色々な生き方があることを、また、あっていいことを教えてくれた数々の本たち…。その、「これから」について、私は注目していきたいと思います。

 でも、私の実感としては、たまに古書店などで、ずっと探していた本を見つけると、その背表紙に「君は、こんな顔をしていたんだ」と問いかけ、そしてその本を手に取って「君はこんなヤツだったんだ」とその姿、形、重さを感じます。

 私にとって、本とは、単に情報ではなく、実体の伴った「個性」のように思われます。

弁護士 谷脇裕子


41-45件 (全48件中) を表示中

EDITOR 投稿者一覧

  • 福田 浩福田 浩 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 今田 健太郎今田 健太郎 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 上椙 裕章上椙 裕章 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 谷脇 裕子谷脇 裕子 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 加藤 之拓加藤 之拓 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 鈴木 謙治鈴木 謙治 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 中岡 正薫中岡 正薫 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 中江 詩織中江 詩織 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 丸亀日 出和丸亀日 出和 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 大橋真人大橋真人 弁護士ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 広島事務所広島事務所 事務局ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 東広島事務所東広島事務所 事務局ブログエントリー一覧 プロフィールへ
  • 呉事務所呉事務所 事務局ブログエントリー一覧 プロフィールへ

2025年12月

« 前の月

次の月 »

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

ブログアーカイブ

Mediaメディア掲載

紙媒体2025年07月04日(金)

今田健太郎弁護士が、日本弁護士連合会災害復興支援委員会委員長に就任しました

令和6年6月27日付中国新聞朝刊において、当法人の今田健太郎弁護士が、日弁連災害復興支援委員会の委員長に就任し、今後の災害対策等に関する抱負などを述べたインタビュー記事が掲載されました。 能登地震などの大規模災害はもとより、全国各地で発生しうる各種地震や水害などに対しても、支援の手が行き届くように、日弁連としての対応を検討していく所存です。

続きを読む…»

これまでのメディア掲載はこちら »


ページの先頭に戻る

最近のブログエントリーRECENT ENTRIES

Hiroshi FUKUDA

弁護士 福田 浩

Kentaro IMADA

弁護士 今田 健太郎

Hiroaki UESUGI

弁護士 上椙 裕章

Hiroko TANIWAKI

弁護士 谷脇 裕子

Yukihiro KATO

弁護士 加藤 之拓

Masanobu NAKAOKA

弁護士 鈴木 謙治

Masanobu NAKAOKA

弁護士 中岡 正薫

Shiori NAKAE

弁護士 中江 詩織

Hidekazu MARUGAME

弁護士 丸亀 日出和

Masato OHASHI

弁護士 大橋 真人

HIROSHIMA OFFICE

広島事務所 事務局
広島市中区上八丁堀4-1 9F

HIGASHIHIROSHIMA OFFICE

東広島事務所 事務局
東広島市西条中央7-23-35 3F

KURE OFFICE

呉事務所 事務局
呉市中央一丁目4-24 リベラビル4F